9月, 2010 | CHOCOLATINO ラテンの風
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9月, 2010:

裸の付き合い

夕方になると仲間は次々とヒッチハイクで車をつかまえて街へ帰っていきます。
「チャオ、アミーゴ!」

静かになった夕暮れから
CHOOCOLATINO
邸は食事の準備や風呂等の寝るまでの仕度を済ませないといけません。

電気がなく外は真っ暗になるのでまずは風呂から。
風呂は海岸の入り江にある岩場の水溜まりにいつも浸かっていました。
ただココん家のジャグジーは南極からの海流のせいでキンキンに冷たく数秒浸かっているのが限界でした。それでも風呂上がりの爽快感を味わうために唇をムラサキ色に光らせながら毎日入浴していました。でも、この海流のおかげで時には写真のような南極方面からの先客のアミーゴが入っている事がありました。
なんだかんだつい長居してしまう氷風呂。

風呂上がりはビールというよりもウォッカを飲みたい感じ。。

賑やかな午後、アミーゴ達

静かな朝が終わりお昼頃になると、徐々に仲間が集まり賑やかになってきます。

みんな必ず「朝の波はどうだった?」と聞いてきます。
返事は必ず「朝が今までで一番よかった、今までサーフィンしてきた中で一番かも!」

・・・・・マジかよCHOCOLATINO

みんなが悔しがる表情を見るのが楽しみでした。また実際ほとんど朝の波が良かったように思います。

午後はローカル達のセッションになります。みんな悔しさをこらえながら海へ走って行きます。良い波の時は一緒に入り、そうでもない時は丘の上でマテ茶を飲みながらみんなの波乗りを眺め、彼らの荷物を預かっていました。周辺には人も建物も何もなかったので、着替えと荷物をCHOCOLATINO邸で引き受けていたのでした。海の家みたいな感じです。

当時もチリや南米各地からマニアックなサーファーが訪れていたのでイロイロな人に出会っていました。
なので今でも覚えていて声をかけてくれる人が多いのですが、

アミーゴ・・・「Oh、CHOCOLATINO!ホラあの時のオレだよオレ!!」
CHOCOLATINO・・・
「アァ、あの時の(・・誰だっけ??)!!」

話を合わせつつラテンの勢いで乗り切ります。。。