5月, 2010 | CHOCOLATINO ラテンの風
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5月, 2010:

Aner Urra Peña

新しいアーティストを紹介します。数年前に南米の先住民マプチェの仲間ができ、現地を訪れる機会が度々あります。そんな中出会ったのがアネル・ウラ・ぺニャです。マプチェとは彼らのマプチェ語で「大地の民」という意味です。

アネルはチリ中南部ヴィジャリカ出身。ヴィジャリカは森に囲まれた緑豊かな湖のある町です。アネルは湖や森、空、そこに暮らす生き物達を毎日見つめ、湖が怒った時の波の表情や、冬の雨、春の雨…祖先が代 々見続けてきた自然や生き物達を描いています。小さな頃から落書きばかりしていたのですが、本格的に色彩、絵画、イラスト、グラフィックデザインを学びアーティストとしての活動をスタートしました。現在は広告やグラフィックデザインに加え、グラフィティ・クルー「アラピンタ」の一員としてグラフィティ活動でも知られています。全ての作品に大昔の祖先から受け継がれた自然への敬意が込められています。

そして、第一弾がこのTシャツです。

ヴィジャリカの湖に棲む魚、森、山、空・・・チリやアルゼンチンなど国境ができるずっと前の大昔から彼らの祖先が見続けてきた原風景です。

カラーはBloom, Gold, Natural *写真はBloomです

お問合せ&ご注文はお問合せフォームまたはコチラからどうぞ。売り切れの場合も別途製作できるかどうか確認のうえお返事致します。

他商品もモデル名、カラー、サイズ等CHOCOLATINO迄お気軽にお問合せくださいませ。

各駅停車バスの旅

地下鉄からバスターミナルへと歩く歩く。コッチを見ている人がみんな全員スリに見えてきてやや緊張します。でも、長いサーフボードをブンブン振り回しながら歩いているので微妙な距離間を保ち、CHOCOLATINOには誰も近寄ることができません。。チリではバスが庶民の一般的な交通手段なので、バスターミナルには大きな荷物を抱えた人達が集まりとても活気があります。東京で例えると上野駅でしょうか。バスは定刻通りに出発。停留所はもちろん、乗客が乗降したい場所でも停まってくれます。また、お菓子や新聞を売る人が乗り込んでくるので数百メートルおきに停まる事もよくあります。街から遠ざかるにつれ車窓には田園風景が広がり、ブドウ畑もたくさん見えてきました、ワインもこの周辺で作られているみたいです。地方の町には、古き良きチリというか、ゆったりした雰囲気がまだ残っていました。建物はカラフルにペイントされ、家の前に椅子を出してずっとコチラを見ているオジさん、馬にリヤカーを引かせている農夫…マントやつばの大きな帽子を被った紳士達が、気取らず楽しげに会話をしています。やがて一人二人と乗客が降りていき民家がなくなり暗い森の中へ、道路の舗装もなくなり土煙を巻き上げながらバスは走り続けます。本当に着くのかどうか心細くなってきました。

Cactus T – Light green – SIZE S

お問合せ頂いていましたチリのアーティスト、クリスチャン・ピトが描くCactus TSサイズライトグリーン、僅かですが再製作しました。グリーンのサボテンが眩しく輝いていますよ。お問合せ&ご注文お待ちしています。お問合せフォームまたはコチラからどうぞ。売り切れの場合も別途製作できるかどうか確認のうえお返事致します。

他商品もモデル名、カラー、サイズ等CHOCOLATINO迄お気軽にお問合せくださいませ。

SANTIAGOまで来た

CHOCOLATINOいざ出発。アルゼンチン航空ブエノスアイレス経由でチリの首都サンチアゴへ。ステュワーデスがみんなモデルみたいで、カルい感じの接客とスペイン語が飛び交い、なんとなく陽気な機内・・・これがラテンのノリなのか、そうか南米へ行くのだ、という実感がムクムク湧いてきました。ブエノスアイレス空港からはほぼ英語が通じなくなり、サンチアゴへの乗継ぎ場所がどこなのか何回聞いても????

ブエノスアイレスを出発し窓の下に広がるアンデス山脈を眺めていると、その向こうにチリの首都サンチアゴが見えてきました!アンデスの原風景とは対照的にサンチアゴは大都会。地下鉄メトロも整備されていてTOKYOみたいにビジネスマンが忙しそうに歩いています。数日滞在している間に観光局や街の人達にどこで波乗りできるのかを尋ねたところ、ナントカ??というプラヤ(海岸)ならできるって聞いたコトあるよ〜、という噂話みたいな情報だけは入手でき、そこは冊子SURFREPORTにも書いてある場所でもあったので行ってみることにしました。バックパックとサーフボードを抱え地下鉄に飛び乗る東洋人。サーフボードが完全に列車のドアをふさいてしまい、乗客の白い目線を浴びながら、バスターミナルへと向かうのでした。