SURFING | CHOCOLATINO ラテンの風 - Part 7
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SURFING

Ramon Navarro – Eddie Aikau


CHOCOLATINOがチリへ行くと良く会うサーファーの一人にラモンがいます。。

昔から知っている彼が今や世界的なサーファーに成長したのは嬉しく、ビリビリ刺激になります。波があってもなくでもいろんな道具で必ずサーフィンしていた昨年末、この大会に向けコンディションを整えていたのですね。
ラモンは今シーズンもハワイのワイメア・ベイで20ft.以上の波が立った時だけ開催されるエディ・アイカウという大会に招待されています。そして今週、波が大きくなりそうなので別の大会に出る予定を急遽変更してハワイ入りしたそうです。2009年の大会では5位に入りモンスター・ドロップ賞(みたいなの・・)をもらっていたラモンが今回はどんなサーフィンを魅せてくれるか毎日楽しみにしています。チリのサーファーの期待を一身に背負っています!!

もしかしたら明日やるのかな。。

Ramon…Suerte, que te vaya bkn!!

Cabezas surfboards

Buena onda Ryan… he entretenido el premire show
Ryan y Kris, cabezas surfboards
Les recuerdo siempre since 2000!!

Muchisimas gracias

静かな朝、漁師とのセッション

朝起きると目の前は海。
やや肌寒いのですがひとりで海を眺めながら朝食を食べるのが毎日の日課になりました。

海面に霧がかかり、その奥から波の割れる重くて力強い音が聞こえてきます。そして霧の向こうからラインナップされた波が次々と押し寄せ目の前に迫ってきます!風もなくサーフィンするには最高のコンディションですがサーファーはいません。当時は、朝から海に入る習慣があまりなかったようで、午前中は海にほとんど人がいませんでした。南極からの海流で海水が一年中冷たいのと夜型の生活をしている人が多かったので、朝からサーフィンしようという意識はあまりなかったようです。また、いつでも海が空いているからわざわざ朝入らなくてもねー、というゆとりのある時代でもありました。

そうなると、毎朝海にいるのは漁師のマルソーおじさんとCHOCOLATINO二人だけでした。マルソーおじさんは岩場の先端から網を投げ獲物を狙い、浅瀬では仕掛けを持ち込んで海に潜っています。自分はその沖で波に乗っているわけですが、良い波に乗った時の証人がマルソーおじさんだけだったので、

「さっきの波どうだった??」
「あの波はヤバかったね、カミカゼ・アミーゴ!オレも大漁なんだ見ろよこのペスカード(魚)♪」

などと陸に戻るとお互いの成果を話し合ったものです。この時もまだほとんどスペイン語は理解していませんでしたが、理解したつもりにはなっていました。。。

当時は、本当に人がいなかったのでお互いの事を良く覚えています。今でもオジさんと会うとあの時の話になります。最近は、マルソーおじさんの息子が遂にサーフィンをはじめてかなり夢中になっているとか。マルソーJr.も交えた三人のセッションが待ち遠しくなってきました。

SANTIAGOまで来た

CHOCOLATINOいざ出発。アルゼンチン航空ブエノスアイレス経由でチリの首都サンチアゴへ。ステュワーデスがみんなモデルみたいで、カルい感じの接客とスペイン語が飛び交い、なんとなく陽気な機内・・・これがラテンのノリなのか、そうか南米へ行くのだ、という実感がムクムク湧いてきました。ブエノスアイレス空港からはほぼ英語が通じなくなり、サンチアゴへの乗継ぎ場所がどこなのか何回聞いても????

ブエノスアイレスを出発し窓の下に広がるアンデス山脈を眺めていると、その向こうにチリの首都サンチアゴが見えてきました!アンデスの原風景とは対照的にサンチアゴは大都会。地下鉄メトロも整備されていてTOKYOみたいにビジネスマンが忙しそうに歩いています。数日滞在している間に観光局や街の人達にどこで波乗りできるのかを尋ねたところ、ナントカ??というプラヤ(海岸)ならできるって聞いたコトあるよ〜、という噂話みたいな情報だけは入手でき、そこは冊子SURFREPORTにも書いてある場所でもあったので行ってみることにしました。バックパックとサーフボードを抱え地下鉄に飛び乗る東洋人。サーフボードが完全に列車のドアをふさいてしまい、乗客の白い目線を浴びながら、バスターミナルへと向かうのでした。

南米チリに行ってみた

CHOCOLATINOはかつてニュージーランドで働きながら大好きな波乗りを続けていたことがあります。ニュージーランドの波を堪能し、温かな人情や壮大な自然にも触れ文句はないはずですが、何か物足りないというか満たされないモヤモヤをいつも抱えていました。そのせいか未知の世界を訪れたい、という気持ちが日増しに強まり、思いついたのが南米行き。ただの放浪癖だけではなく、自分の意思の外側にある大きなチカラに突き動かされていた気もします(と言い訳もしておきます)。南米は波が良さそう、自然や人情・文化にも触れることができそうだ、あわよくばその後にアフリカ大陸を訪れ世界一周できるかも、という漠然ととした動機からはじまった旅でした。チリという国はあまり馴染みがなかったので、より新鮮な体験ができるだろうということで興味が湧いてきたのですが、当時はインターネットもたいして普及していない時期で、チリのどこで波乗りがどこでできるのかというのもよく分かりませんでした。情報は唯一、アメリカのサーフィン誌が発行していたSURF REPORTという冊子。アメリカから取り寄せたその冊子1枚を握りしめ、ニュージーランドからチリへと旅立ったのでした。

はじめましてCHOCOLATINOです

皆様、はじめまして。CHOCOLATINOと申します。

波乗りをするために旅を続け、南米にたどり着きました。現在はチリを中心に現地アーティストや職人達とモノ造りを行い日本に紹介しています。南米には豊かな自然や大らかな人柄etc…日本ではあまり知られていない原色の風景や感性が溢れています。このラテンエネルギーを皆様と分かち合うべくブログを始めました。チョコラティーノ目線の偏った内容もあるかと思いますがお付合いくださいますよう宜しくお願いします。