Artistas | CHOCOLATINO ラテンの風 - Part 5
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Artistas

FUN-G & LCS

FUN-G y LCS, wena wena!! Fernanda & Marcelo!!

Anerを訪ねて

Alapinta

Alapinta, esa!!

ピトに出会った

(前回のつづきです。。)
彼らはその後、周辺の新しいサーフスポットを次々に開拓していくのでした。そうした過程の中でなんとかサーフィンを続ける方法を模索していたようで、サーフショップを始めたり、大会の運営を手がけたりする人も出てきました。また、当時高校生で将来はプロとして生きていくと語っていたラモンは本当に!実現させ、今や世界的なプロサーファーになっています。ラモンは今年のハワイのワイメアで行われたエディ・アイカウという世界のトップサーファーだけが招待されるビッグウェイブの大会で好成績を残す等、すっかり遠い存在になってしまいました。プロサーファーという職業が存在しないときから高い目標に向かって努力を続けていた素晴らしい成果です。
そして、その地元サーファーの中にいた一人がクリスチャン・ピトでした。彼も古い板をずっと大事に使いながら毎日サーフィンに明け暮れていました。いつも良い波を選び、波の難しい所をカッコ良く乗り、とにかく熱心に海に入っていました。その甲斐もあり、今ではチューブライダーとしてみんなに一目置かれています。当時から絵を描いているのは知っていたものの、会うとひたすら波乗りや飲んだりして過ごしていただけなので、この時は将来、一緒に仕事をすることなんてCHOCOLATINOは考えも期待もしていませんでした。
ピトはその後ももちろん波乗りを続けていて(というかどっぷりハマり・・)、より海に近い場所(すぐ目の前!)で暮らし始めたことで彼の感性に磨きがかかっているようです。最近では町全体の標識を彼が手がけるようになりました。「海岸まで〜キロ」というのがサボテンの看板だったりするので、街を歩いているだけでワクワクしてきます。さらにサーフィン大会のトロフィーやコンテストの運営など、ピトの仕事はさまざまな分野に広がっています。

Aner Urra Peña

新しいアーティストを紹介します。数年前に南米の先住民マプチェの仲間ができ、現地を訪れる機会が度々あります。そんな中出会ったのがアネル・ウラ・ぺニャです。マプチェとは彼らのマプチェ語で「大地の民」という意味です。

アネルはチリ中南部ヴィジャリカ出身。ヴィジャリカは森に囲まれた緑豊かな湖のある町です。アネルは湖や森、空、そこに暮らす生き物達を毎日見つめ、湖が怒った時の波の表情や、冬の雨、春の雨…祖先が代 々見続けてきた自然や生き物達を描いています。小さな頃から落書きばかりしていたのですが、本格的に色彩、絵画、イラスト、グラフィックデザインを学びアーティストとしての活動をスタートしました。現在は広告やグラフィックデザインに加え、グラフィティ・クルー「アラピンタ」の一員としてグラフィティ活動でも知られています。全ての作品に大昔の祖先から受け継がれた自然への敬意が込められています。

そして、第一弾がこのTシャツです。

ヴィジャリカの湖に棲む魚、森、山、空・・・チリやアルゼンチンなど国境ができるずっと前の大昔から彼らの祖先が見続けてきた原風景です。

カラーはBloom, Gold, Natural *写真はBloomです

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