コイヤイケCOYHAIQUEのラジオDJ | CHOCOLATINO ラテンの風
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ラジオDJ

アミーゴにラジオDJがいる。その名もHerman Nancho RIos

ローカルFM局のインターネットラジオを聴いていたら偶然Nanchoの番組だった。チリの南部アイセンAYSENの小さな街コイヤイケCOYHAIQUEという超サイッコーに美しい街に住んでいる彼とは、ここアイセンの山奥でボランティアの仕事をしている時に出会った。いつもカワイイ彼女と一緒だったな。

COYHAIQUEという街はアイセンという地域の、さらにパタゴニアと呼ばれるエリアに含まれる。三方が海で遮断され、残る一方はアンデス山脈に阻まれているため、アクセスは飛行機か船、または一旦アルゼンチンに出てアンデス山脈の反対側から越えて行くしか方法がない(これがもの凄い大回り。2日くらいはかかるか・・)。ただ、それだけ隔離された地域で南部の寒い気候条件も重なるせいか観光客はそれほど多くはなかった。牧場が多いものの自然も残っている。人は素朴で優しい。いつも波に飢えサーフィンのコトばかり考えていたCHOCOLATINOだが、ここアイセンにいた時は波がなくても気になることはなかった。来る日も来る日も自然の美しさと人情に圧倒され続け、波を気にする隙もないくらいだったから。

そんな天国に一番近い田舎♪ みたいな場所で暮らし、神様のように穏やかに見えるナンチョだが、80年代まで続いた独裁政権時代には反政府ソングを歌い投獄されていたこともある、反骨心溢れる人だ。この地域は国境ができるズーッと前からアンデスの向うのアルゼンチン側とを人々が自由に行き来していたらしく、親族がいまだアルゼンチンに住んでいる人も多いと聞く。ヨソ者の勝手な都合により国境で分断、さらに現在はダム建設でみんなが愛する自然まで破壊されようとしている。自治意識が強くなるのは当然だろう。

さて彼の番組はというと、現地時間で深夜だったせいか、ナンチョの喋りが眠そうだった。疲れてヤル気ない感じさえした!そこでラジオ局にメールを送ってみた。喝ッだ!!
メッセージはただ単に、

ナンチョラジオさ、CHOCOLATINOがハポン(日本)から聴いているぜ!アミーゴ!」

・・・その数分後から急にスイッチが入り(?)、喋りが軽快になってきたッ!
どうやらメールに気付いている様子だ。非常に分かりやすい、、ナンチョ。。当時の彼女を思い出したのか、” Can’t Take My Eyes Off You “(スペイン語バージョン)をかけた辺りから、「コレでもか!」という感じで暴走し始めた!!!その後は80’s特集になり、アイセンラテンパワーで畳みかけられました。。
少なくともCHOCOLATINOはそう感じたのでした。グラシアスッ、ナンチョ!!!

Nanchoの番組はコチラ→ Radio Santa Maria de Coyhaique

arriba Nancho!!

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